農機具買取でよくある3つのトラブル事例と、それぞれのトラブル対策法を紹介します。農機具買取で失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。
農機具を買い取りしてもらうときのよくあるトラブル例の一つ目は、契約後に減額請求されることです。
売却したい農機具を査定してもらって、調べていた買取相場よりも高く、接客も丁寧な業者であれば買い取りを依頼することでしょう。契約書を交わして無事に契約が済み、いざ買い取ってもらおうとすると、キズがあることや動作不良などを理由に買取額が大幅に減額されることがあります。
農機具の状態を見て契約後に減額することを見越して、買取業者は契約書に「キズや動作不良などがあれば減額する」などと特記事項を記載しているケースがあります。しかしながら、買い取ってもらう際に契約書をくまなく読む人は多くないので、トラブルに発展してしまうのです。
農機具買取の際のトラブルには、相場より安く見積もられたり安く買い取られたりすることも挙げられます。
農機具買取の査定額は、年式や状態によって大きく異なります。専門知識がなければ相場に見合った金額を算出することは難しいのです。
相場よりも低い金額を提示してくる業者は、農機具の悪いところばかり指摘したり、査定額を提示する前に買取希望額を聞いてきたりすることがあります。「キズがある」「汚れている」と言ってきたり、「いくらで売りたいのか?」「いくらくらいが適正な値段だと思うか?」などと聞いてきたりする業者は、売り手に専門知識がないことをいいことに、足元を見ているのかもしれません。
業者が買取代金を払わないことも、よくあるトラブル事例の一つです。悪徳業者は、「査定するために商品を持ち帰る」「査定前に商品を引き取らせてもらう」などと言って、代金を支払う前に商品を手放すように促してくることがあります。査定後に代金が支払われると思っていたら、いつまで経っても振り込まれないというトラブルがあるのです。
買取業者に連絡しても、「商品を持ち帰って査定したが値段がつかなかった、商品はもう店舗にない」と言われることがあります。「振り込みは完了しているはず」と嘘をつかれることも。そもそも、使われていない電話番号を知らされていて連絡がつかないということもあるのです。
業者選びを誤ると不当な査定やトラブルに巻き込まれるリスクが高まってしまうため、それを防ぐために注意すべき業者の特徴について解説します。
契約前に農機具を勝手に積み込む業者には注意が必要です。このような業者は、農機具を人質のようにして契約を迫ることがあります。契約内容を理解しないまま進められたり、後から減額要求されるリスクがあります。また、こうした業者は契約において不利な条件を押し付ける可能性もあるため、警戒が必要です。
これを防ぐには、契約書を確認する前に積み込みを許可しないようにしましょう。不審な業者には他社への相談も検討してください。信頼できる業者は、契約を交わす前に無理な行動をしないものです。
査定時に農機具の欠点を過剰に指摘し、安値で買い取ろうとする業者にも注意が必要です。価値を不当に低く評価されるケースや、市場価値より大幅に安い価格での取引につながります。具体的には、傷が多い、動作が不安定などの理由で不当に低い価格を提示されることがあります。
妥当な指摘なのかを確認するためにも、複数業者に査定を依頼して指摘内容が適正かどうかを確認することが大切です。誠実な業者は欠点だけでなく、長所も公平に評価します。また、査定内容について納得がいかない場合は、その場で即決せず他業者にも相談するのがおすすめです。
査定前に買取希望額を尋ねる業者には注意が必要です。希望額が相場より低い場合、その金額で取引を進められるリスクがあります。特に、相場を知らない利用者に対して不当に低い金額を設定しやすい環境を作ることが目的です。具体的な金額は伝えず、「できるだけ高く」と答えるのが良いでしょう。
また、業者の提示した査定額が適正かを見極めるためにも、複数の業者から査定を受けることが大切です。これにより、買取価格の相場を把握でき、安心して取引を進めることができます。
突然訪問してくる業者や、しつこい電話をかけてくる業者も問題です。これらは強引な営業手法で、不本意な契約を迫ることがあります。たとえば、何度も電話をかけてきて契約を急がせる、あるいはアポイントメントなしで自宅に押しかけるといった行為が挙げられます。
不審な訪問や電話には毅然と対応し、場合によっては消費者センターや警察に相談してください。さらに、個人情報を慎重に扱うことも重要です。電話番号や住所を無闇に公開せず、信頼できる業者にのみ提供するよう心掛けましょう。正規の業者であれば、事前に予約や確認を取った上で訪問するため、対応に安心感や誠実さを感じられるでしょう。
まず、契約後に減額請求されるというトラブルを回避するには、契約前に契約書をしっかりと読むことが大切です。契約書の内容で分からないところがあれば、理解できるまで買取業者に質問しましょう。質問しても丁寧に回答してくれないような業者ならば、契約しないことをオススメします。
つぎに、相場より安く見積り・買取されるというトラブルの対策としては、売却したい農機具の買取相場を理解することが挙げられます。複数業者から相見積もりを取って、査定額を比較検討してみてください。
そして、買取代金を払わないことを回避するには、即現金支払いをしてくれる業者に依頼することが一つの対策です。出張買取に対応していて、査定額に納得すればすぐに現金を支払ってくれる業者に依頼するとよいでしょう。
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